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占芸と占道について -SNSで活動をしない理由-

占芸と占道について

「長澤さん、SNSで集客しないんですか?」

「占いめっちゃ儲かるから、一緒に商売しようよ」

「欲しい顧客を選定して戦略を組めば売れるよ」

私は幾度となく、主にSNSを使った集客についてオファーを受けてきました。

それに私はもう一つの顔として、SNSマーケティング、SEOライティングで企業のサポートをしており、ネットを利用した集客は他の算命学師よりもはるかに得意分野です。

はっきりいうと、Xやインスタグラムを使って集客をしようと思えば簡単にできます。友人の言うとおり、やり方によっては年収1000万円もできるかもしれません。

しかし、私は絶対に算命学を軽々しく表に出すことは致しません。

その理由は算命学の教えにあるからです。

目次

占道と占芸|鑑定とは心を占うこと

占者は運命の医者であり、心を占うことによって相談者を救います。

風邪にかかれば内科、捻挫をすれば整形外科、虫歯になれば歯医者。

運命の医者こそが占い師なのです。

先日、スピリチュアル系のビジネスをされている方から「自分の集めたい属性の人を選んで戦略を練ったらもっと稼げる」と言われましたが、とんでもありません。

医者の本質は人を救うことです。
運命の医者である私たちは、助けてほしい人を助けるのが仕事です。こちらが鑑定する相手を選ぶ立場ではありません。

鑑定をする、というのは「相手の心を捉え、運命を救う」ためにあります。鑑定で使う言葉は、相手の心に届く情のあるものでなくてはいけません。

心を捉えず占いをやると、とんでもないことになるわけです。

なぜSNSで発信してはいけないのか?

インスタグラムやYouYube、ブログなどで算命学の占技を載せている人たちがいますが、これは心を介さない占いです。

これは「占芸」といって、一方通行のエンターテイメント。大道芸と同じようなもので、算命学を使って大衆を集め、投げ銭を得ているようなものです。

それに対して本当に占うということは、相手にお会いしてどれだけ心を受け取ってあげられるか。
相手を救うことが目的なのです。

それを「占道」といって、「プロとして算命学を使って人を救おう」と考えるなら、エンターテイメントにしてはいけないのです。

「占芸」と「占道」どちらが良い、悪いという話ではなく、占芸に進めば鑑定のプロにはなれず、芸人として算命学を使う道に進むということなのです。

言い換えれば、SNSなどで算命学を利用して注目を集めるようなやり方では鑑定のプロにはなれません。

本来ならば算命学を学ぶ者は、「占芸」と「占道」どちらに進むか、先に決めるべきなのです。

そして今、算命学をテーマにSNSやネット上で活動している人たちの多くはこの「占芸」と「占道」の話を知りません。

彼らは意図せぬまま、占芸の道を歩いてしまっているのが現状でしょう。

だからこそ算命学を教えるには「周位」(開講許可)の段位が必要なのです。
残念なことに、算命学を使って鑑定するほとんど方は周位を持っていない師範から学んでしまっています。

覚悟のないまま、「占芸」を歩いてしまっていることが残念でなりません。

逆に言えば、本当に鑑定で人を救う「占道」を歩んでいる方ほど、目立つことなく紹介を中心に鑑定を行っています。HPなど必要最低限のものだけで、算命学を利用して目立とうということは決してありません。

だからこそ本物の算命学を学んでいる方とは、なかなか出会えないのです。

算命学は北方の学問|表に出ないもう一つの理由

算命学は北方の学問とされています。
算命学では東西南北に意味があり、簡単にいうと以下のようになります。

方角季節五行意味
優しい、若い、守備、後継者、友達、仕事
明るい、若い、伝達、子供、部下、社会、遊び
中央土用(季節の間)引力、魅力、権力、お金、愛情、自分の立場
西ドライ、老い、攻撃、配偶者、家庭、補佐役
冷たい、老い、隠居、隠れる、目上、知恵
方角季節五行意味
優しい、若い、守備、後継者、友達、仕事
明るい、若い、伝達、子供、部下、社会、遊び
中央土用(季節の間)引力、魅力、権力、お金、愛情、自分の立場
西ドライ、老い、攻撃、配偶者、家庭、補佐役
冷たい、老い、隠居、隠れる、目上、知恵

算命学は北方の学問。

冬は季節で一番暗い時間が長く、「隠れる」や「知恵」という意味があります。一方、南は明るく「伝達」や「遊び」という意味をつけられました。

算命学は北の学問。
陰ながら人様の杖として、知恵を絞るためのものです。

SNSやブログで算命学を表に出している方は、算命学を「遊び」の世界で披露しているのです。

つまりエンターテイメント、「占芸」の算命学です。

繰り返しになりますが、「占芸」では人の心を本当の意味で救うことはできないのです。

算命学の開講許可があるところから学び、人の心を救う「占道」を歩んでいる人は静かに活動をし、多くの方の心を救っております。

それは紹介を主軸とした縁で繋がる鑑定です。

算命学は北の学問。
だからこそ、私はSNSやwebを使った目立つような集客は致しません。

完全紹介性で一人一人、丁寧に向き合い、鑑定させていただきます。

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